どうも、クマガワ(@Kumagawa_Pro)です!
本日2019年11月29日、ACCA(英国勅許公認会計士)の試験を受けてきました!
科目はFA(Financial Accounting)。
ついに最初の試験を受験したという事で、大きな一歩を踏み出した気分です!
ここから私の栄光の花道が始まります!! 笑
あ、ちなみに、結果は合格です。コンピューター試験でしたので、その場で合否が判明します。
スコアは100点中89点(50点で合格)。
勉強期間は1か月半ほど。10月の半ばから勉強をスタートしておりました。
※合格するために私が実際に行った勉強方法については、以下の記事↓をご参照ください。
……さて、無事に最初の試験が終わって(しかも首尾よく合格♪)テンションマックス! な私ですが、
ふと考えてみますと、「ACCAの試験を実際に日本で受験してきた」っていうのは、かなり珍しい体験だと思うんですよね。
というわけで、今回は、そんな貴重な体験談を語らせて頂きたく思います。
「注意点」や「印象に残った点」を箇条書きに近い形でお話しさせて頂きたく思いますので、ACCAの受験を検討している方は、是非ともご参考にして頂けましたら幸いです。
JLTCで試験を受けられるのは、金曜日の午後7時
この記事でご説明している通り、AB、MA、FA、LWの4つの試験はすべてコンピューター試験で、日本ではJLTCという機関で受験することができます。
そして、このJLTCでACCAのコンピューター試験を実施しているのは、通常、毎週金曜日の19時(だけ)なのです。
そのため、平日は仕事で忙しかったり、勤務地が(JLTCがある)水道橋から遠くにあったりするような方が受験する場合は、有給休暇や午後休を取る等、スケジュール調整を迫られることになると思います。
パスポートを忘れずに!
日本でも、格式の高い資格試験(国家試験とか)ですと、写真付きの身分証明書の提示が求められると思います。
同様に、ACCAの試験においても、試験当日には身分証明書を持っていく必要がございます。
そして、ACCAの試験会場に持っていく身分証明書は、基本的にはパスポートになります!
運転免許証では不可ですので注意が必要です。
といいますのも、試験を受験するためには、そもそもACCAの協会に“Student”として登録をする必要があります。
登録の際にACCAのサイトで身分証明書をアップロードするのですが、ここでパスポートを求められるのです。
ACCAにはイギリスだけでなく世界中から受験生が集まりますので、各国ローカルの運転免許証では身分証明書として受け付けてもらえないのも納得でしょう(そんなことをしたら、確認を行う協会の職員の人たちが大変なことになってしまいますね……)。
そして、試験会場に持っていく身分証明書も、当然、ACCA協会に提示したものと同じものでなければなりません。必然的に、パスポートの携行が必要になります。
パスポートを普段から持ち歩いている人は、非常に少ないと思います。
“パスポートを持って行かなきゃ!”
と、わざわざ意識しないと、ついつい忘れてしまうかもしれません 汗
お気を付けて下さい!!
試験会場は雑居ビルの中。エレベーターもなかった……。
表題の通りです……。
ACCAは世界に通じる最強の会計士資格! ということで、試験会場もそれなりに立派なものを想像しておりました。
しかしながら、実際にはこんな感じ↓の非常に趣(おもむき)を感じる、素敵な建物の中でした 苦笑
※写真の左側の方が、試験会場への入口です。
とはいえ、内装はなかなか綺麗でしたので、そこはご安心くださいませ!(?)
会場が明らかに「控え室」っぽい部屋……。
試験会場となるJLTCは、英会話教育を主な事業としている企業です(HPの説明によりますと)。
“英会話学校の会社で試験を受ける”となれば、まぁ普通は、教室のような部屋でやるんだと想像しますよね?
……しかしながら、私が通されたのは、建物内の隅の方にある、部屋というよりもむしろ“スペース”と呼ぶべき小さな一角でございました。
人が2人入るのがやっとの広さで、試験中は常に目の前に試験監督の方が座っていらっしゃるような恰好でした……。
今回は受験生が私一人だけだったいうこともあって、この場所を使用したのかもしれません。
あ! 「受験生が私一人だけだった」ですので、狭いといっても全く不便は感じませんでした!!
デスクトップではなくノートパソコンでの試験だった!
実は私、紙ではなくコンピューターで試験を受けるというのは、今まで結構 経験しています。
『証券外務員一種』『Excel VBA スタンダード』『MOS Access』『統計検定2級』といった資格で、コンピューター試験を突破してきました。
そうしますと当然、「コンピューター試験」と聞いたら、これらの試験と似たような感じで実施されるだろうなぁと想像するわけです。
いずれの試験も、がっちりとデスクトップPCが設置された机での受験でした。
……が、今日の試験会場の机の上に置かれていたのは、なんとノートパソコン!
思わず面を食らってしまいました 苦笑
まぁ、試験そのものは何の滞りもなくできましたので、あまり心配することではないと思います。
ただ、テンキーを使えないのは、地味につらかったですが 汗
試験会場は 東京ドームシティにかなり近いビルの中(良くも悪くも……)
これも表題の通りです。
私事ですが、東京ドームシティは今の彼女とデートで行ったことがある場所なんです。
ですので、今日も思わず、試験が始まる前は その時の思い出に浸ってしまいましたよ 照
……ただ、試験が始まった後は、時々「キャー」という声がかすかに聞こえてくるのが、多少気になりました。
ジェットコースターのお客さん達だと思われます。
まぁ、集中して試験問題に取り組んでいれば、そこまで邪魔に感じるほどではなかったです!
まとめ
以上でお話ししてきた通り、ACCAのコンピューター試験は、他の資格試験と比べても、かなり独特な雰囲気が感じられるものでございました。
ACCAの日本での知名度が低すぎる影響なのか、良くも悪くも“手探り感”が感じられる印象的な試験となりました。
ですので、実際に試験を受験する際に何よりも大切なことが、とにもかくにも独特な空気に飲まれないことだと思います。
試験そのものは、簿記3級レベルの問題を50%以上正解すれば合格できる程度の、難易度の低い内容です。
落ち着いて試験を受けることさえできれば、合格できる可能性は非常に高いと思います!(もちろん、しっかりと勉強した上でなら、ですが……)
それでは、ご閲読ありがとうございました!
クマガワさん、こんにちは。
リアルで日本でACCA受験した
情報は貴重でありがたいです。
陰ながら応援しております。
自分もACCAに興味があり、
udemyでACCAを勉強して
みようかと考えているところです。
https://www.udemy.com/topic/acca/
これからも楽しみにしています。
むきぱんださん、コメントありがとうございました!
とても感激です!!
はい、おっしゃる通り、ACCAを日本で受験したという体験談は、ネット上では全然見付かりませんよね……。
(検索しても、ヒットするのは「海外在住中に」受験した方々のお話ばかりですよね 汗)
だからこそ、私がこのブログで情報を発信することで、日本在住ながらACCAの受験を検討中あるいは既に挑戦中の方々に少しでもお役に立てたら嬉しく思います!
また、お恥ずかしながら、udemyのことは存じ上げませんでした……。
機会がありましたら、是非とも私も試してみたいと思います!
その際は、感想等をこのブログで書かせて頂きたいと考えております。
それでは、むきぱんださん、改めて今後ともよろしくお願い申し上げます!!